心地よいジャズが流れる店内。茶系の調度品が置かれ、落ち着いた雰囲気に包まれている。英国の古民家をイメージした。

 高根沢町から店を移転し、1997年1月にオープン。オーナーの太田秋夫(おおたあきお)さん(61)は「住みやすい機能的な市街地と、豊かな自然が近接した地域性に魅力を感じた」と当時を振り返る。昨春、まちの魅力を象徴し響きが美しい言葉として「那須野ヶ原」を店名に加えた。

 人気のメニューは、ストレートコーヒー(税込み430円)と、苺(いちご)のショートケーキ(同450円)。

 コーヒー豆は米国スペシャルティコーヒー協会が認定する最高峰のグレード「スペシャルティブラジル」を使用。甘みがあり、飲んだ後に豆の味の余韻が長く続くのが特徴だ。

 ショートケーキの生クリームは、乳脂肪の純度が高いフレッシュクリームを使った手作り。深みのあるおいしさが味わえるという。

 「若い頃は喫茶店で本を読んだりおしゃべりをしたりして長居していた」と太田さん。「自分が好きだった店を実現した」と笑顔を見せつつ、「現状に満足せずチャレンジしていきたい」と地域に愛される店づくりに終わりはない。

 ◆メモ 那須塩原市接骨木445の101。午前11時~午後5時(注文は4時15分まで)。月曜定休(祝日の場合は翌日休み)。(問)0287・37・5726。