カエデやイチョウなど約50種類の植物に囲まれた古民家風のカフェ。格式高い庭園と居心地の良い店内のギャップが魅力だ。開店から25年を迎える現在も一貫した味を提供し続けるオーナーの時庭ルミコ(ときにわるみこ)さん(45)は「新しいものでごまかさず、本物を出したい」とほほえむ。

 店はもともと時庭さんの自宅の一室で1993年に開業。友人たちと食事会などを開いていた一室を店にしたので、どこか和やかな雰囲気が特徴だ。高さ2メートルほどの窓から見える緑豊かな景色も格別で、四季折々の木々を楽しみに来る常連客も多いそう。

 日替わりのケーキは、卵白だけでふくらませた弾力ある食感が自慢のモカシフォンケーキ(税込み450円)がお薦め。ほんのり残るほろ苦さとあっさりした生クリームの相性が良く、「安定のおいしさ」と常連客に親しまれる一品だ。

 「手を抜かず、愛情を込めて作るだけ」と話す時庭さん。開店時から変わらないメニューや内装について「自分が気に入ったものを細く長く提供し続けたい。そのペースを一緒に楽しんでもらえたら」と笑顔で話した。

 ◆メモ 那須塩原市東原4の447。午前11時半~午後6時。木曜、第3金曜定休。(問)0287・62・1507。