【大田原】定例市議会一般質問初日の19日、4人が質問した。津久井富雄(つくいとみお)市長ら市執行部は(1)統廃合校を含む小中学校の校歌をデジタル音源として保存(2)2018年度末の市内の空き家総数は963件(3)国連のSDGs(持続可能な開発目標)に積極的に取り組む-などと答えた。質問者は菊池久光(きくちひさみつ)、高瀬重嗣(たかせしげつぐ)(政友会)、星雅人(ほしまさと)(一誠会)、前野良三(まえのりょうぞう)(政友自民クラブ)の各氏。

 ■統廃合校の伝統継承

 佐久山小と福原小が来春統合されるなど小中学校の再編が進められている。学校の歴史や文化の継承が求められる中、市は校歌の譜面や音源をデジタル化して保存している。市内全小中学校の校歌の保存を目指して取り組んでおり、順次ネット上で公表するという。

 斎藤達郎(さいとうたつろう)教育部長は「トロフィーや賞状、記録書類などは統合先の学校で展示する。各校の歴史が色あせることなく、後世に受け継がれるよう対応したい」と述べた。高瀬氏が質問した。

 ■空き家の現状と対策

 空き店舗や空き工場を含む空き家は大田原地区630件、湯津上地区42件、黒羽地区291件。空き家バンク制度が始まった14年度に比べ計407件増えた。

 農地付き空き家の取得促進に向けた要件緩和について、村越雄二(むらこしゆうじ)産業振興部長は「(実態を)把握することから始め、実情に応じた方法を研究する」とした。

 菊池、前野両氏が質問した。