町おもちゃ博物館で撮影に臨む長谷川さん(左、木場監督提供)

 【壬生】町出身の女優長谷川葉生(はせがわよう)さん(35)が主演を務め、おもちゃのまちを中心に撮影した短編映画「ブースト」(木場明義(こばあきよし)監督)がこのほど完成した。木場監督が企画し、俳優の地元でロケを行うオムニバス作品「地元ピース!」の1編。地元凱旋(がいせん)の試写会が29日、本丸1丁目の城址(じょうし)公園ホールで開かれる。長谷川さんは「映画を通し、何げない地元の魅力を再発見してほしい」としている。

 同企画は、地方から上京してきた俳優に地元凱旋の機会を作り、俳優と地元双方が応援する関係を築くことなど目的に木場監督が考案した。制作資金の一部はクラウドファンディングで募り、約100万円が集まった。長谷川さんは以前から木場監督と親交があり、出演が決まったという。

 撮影は昨年6月から今年1月にかけて行われ、おもちゃのまち駅や、国谷の町おもちゃ博物館、同所の道の駅みぶ(みぶハイウェーパーク)などでロケを敢行。町民もエキストラとして参加した。

 作品は、長谷川さん演じる町おもちゃ博物館で働く望野(もちの)マチコが街でもう一人の自分と出会い、必死にもう一人の自分を追い掛けるファンタジー。上映時間は約25分。