元気寿司(宇都宮市大通り2丁目、法師人尚史(ほうしとたかし)社長)とスシローグローバルホールディングス(SGH、大阪府)との経営統合は、18日の資本業務提携の解消により、協議開始から約1年半で白紙となった。元気寿司は、「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイトとの間で頓挫した件に続き、今回も統合には至らなかった。

 2017年9月、統合協議開始を発表した時点では、業界5位の元気寿司と、「スシロー」を展開する首位SGHの年間売上高は単純合計で1826億円に上り、統合すれば「くら寿司」の2位くらコーポレーションの1136億円を大きく引き離す見通しだった。

 発表後、下野新聞社の取材に対し法師人社長は、規模が大きくなる利点を強調していた。海外での需要増による魚価の高騰が経営課題となる中、「(売上高が)2千億円規模の売り先が出てくれば、養殖業界の成長が望めるのではないか」との見解を示し、大規模な養殖業者の出現による魚の調達構想を披露した。