昨年建立され、勝負運が上がるとされる八咫烏神社

昨年建立され、勝負運が上がるとされる八咫烏神社

吉原北宰が描いた鳴龍の天井画

烏山城跡に残る石垣

龍門ふるさと民芸館内で龍神が鎮座する龍神洞

龍門ふるさと民芸館内で龍神が鎮座する龍神洞

昨年建立され、勝負運が上がるとされる八咫烏神社

昨年建立され、勝負運が上がるとされる八咫烏神社 昨年建立され、勝負運が上がるとされる八咫烏神社 吉原北宰が描いた鳴龍の天井画 烏山城跡に残る石垣 龍門ふるさと民芸館内で龍神が鎮座する龍神洞 龍門ふるさと民芸館内で龍神が鎮座する龍神洞 昨年建立され、勝負運が上がるとされる八咫烏神社

 【那須烏山】市の観光資源は山あげ祭だけじゃない-。さらなる観光誘客につなげようと市は今年、勝負運アップや受験合格などにつながる“パワースポット”を紹介する「からすやままち歩きマップ」を作製した。城下町として栄えた烏山市街地のパワースポットとは、一体どんな場所なのか。市商工観光課の山本峻輔(やまもとしゅんすけ)さん(19)に案内してもらい、いざ出発。

 最初に訪れたのは、向田(むかだ)の熊野神社境内に八咫烏(やたがらす)を祭る摂社として昨年建立された八咫烏神社。周囲を大きな杉の木に囲まれ、静謐(せいひつ)な雰囲気が漂う。

 八咫烏は日本神話に登場する3本の足を持つ鳥。日本サッカー協会のシンボルマークにもなっており、勝利を導く守り神と言われている。八咫烏がくわえていた金の幣束を落とした山に烏山城が築かれた、という伝説も残っている。

 勝負運が上がるとの話が広まり、市内のスポーツ少年団関係者らが参拝に訪れているという。幣束をくわえた八咫烏の印が押された御朱印(500円)も作られ、山本さんは「スポーツをしている人には絶好の神社です」と力を込めた。

 続いて滝の龍門ふるさと民芸館へ。高さ20メートル、幅65メートルにわたって勢いよく流れ落ちる龍門の滝に隣接し、館内には竜神が鎮座する「竜神洞」がある。

 ここで手を合わせて祈願すると願いがかなうとされ、山本さんは「全体運アップや恋愛成就させたい人はぜひ参拝して」と強調。館内には日光社寺文化財保存会彩色技師顧問だった吉原北宰(よしはらほくさい)が描いた鳴龍(なきりゅう)があり、見るとこちらまで力がみなぎってくるように感じた。

 烏山城は、烏山市街地中心より北西に位置する八高山(はっこうさん)に築かれた山城で、昨年築城600年を迎えた。難攻不落の城として知られ、落城したことがないとされている。城跡には老杉がうっそうと茂り、高さ3メートルの石垣が残る部分も。山本さんは「受験に合格したい人はぜひここに」と話した。

 マップにはほかにも4カ所の神社仏閣が健康運や金運が上がるパワースポットとして紹介されているほか、多くの和菓子店も掲載されている。皆さんもマップ片手に、心も体も満たされるまち巡りをしてみては。