池の縁のシャクナゲの枝にぶら下がっている卵塊

 【日光】本町の日光田母沢御用邸記念公園の池で、モリアオガエルが産卵期を迎えている。シャクナゲの枝に15センチほどの白い泡状の卵塊がぶら下がっている。

 モリアオガエルは県内で主に北西部の山地に生息する希少種。森林で活動している上、夜行性のため、普段見かけるのは難しい。

 大半のカエルは水中で産むが、モリアオガエルは里山の池や沼の水面上に張り出した木の枝に産卵する。1~2週間でふ化し、オタマジャクシとなり池に落ちていく。同公園では4カ所に産み付けられている。

 13日午前、庭園を散策していた那須塩原市一区町、会社員印南誠人(いんなみのぶと)さん(58)は「テレビで見たことはあるが、本物は初めて。面白い生態ですね」と話していた。

 卵塊は、今月いっぱい見らるという。火曜休園。