町議会議員控室で、緊迫する記者会見のシーンを撮影する関係者

 【茂木】現在放送中のTBS系列のドラマの大がかりなロケが、5日から9日まで、町内で行われた。那珂川に架かる橋を一時封鎖したり、週末の町役場を劇中の「村役場」として丸2日間提供したりするなど、町が全面協力。町ではほとんど経験のない、大規模ロケになった。

 ドラマは「インハンド」(金曜午後10時放送)。14日と21日に放送予定の第10話、最終話のヤマ場の主要な舞台に町が選ばれた。降って湧いた重大事案に揺れる架空の「栃木県相羽(あいばね)村」の設定で、町によると、ロケ期間中、町の一般住宅なども含め13カ所で撮影が行われた。

 5日には、那珂川に架かる県道芳賀茂木線の大瀬橋を数時間封鎖した。8日には、議員控室で記者会見の場面を撮影。数十人のスタッフとキャストが張り詰めた空気の中、リハーサルを繰り返しながらワンカットずつ丁寧に撮影が進められていた。9日にかけて、町長室なども撮影に使われた。

 近年、町内ではCM撮影など年間5件程度ロケがあるが、映画「茶の味」(2003年公開)で牧野(まぎの)に民家のセットを造り1カ月半撮影して以来の規模という。