モデル事業に先立ち、人工芝を敷き詰め、バーベキューなどが行われたプレイベント

人工芝の設置やドローン撮影など、モデル事業に先立ち開かれたプレイベント

モデル事業に先立ち、人工芝を敷き詰め、バーベキューなどが行われたプレイベント 人工芝の設置やドローン撮影など、モデル事業に先立ち開かれたプレイベント

 【宇都宮】市は9~11月に、釜川沿いのコインパーキングや公共空間を会場として活用するモデル事業「KAMAGAWA YARD(カマガワヤード)」を実施する。中心市街地のにぎわい創出が目的。9日にはプレイベントとして、モデル事業に向けたプロモーションビデオ(PV)の撮影も行われた。

 モデル事業の実施期間は9月14日~11月4日を予定。川沿いにあるコインパーキング数カ所に加え、ふれあい広場やポケットパークなどの公共空間で実施する。既に川沿いにバーカウンターを設置したほか、人工芝を敷いてベンチを置き、キッチンカーで買った飲食物を市民が自由に楽しめるようにする。会場から見える学校の壁面を活用した映画上映も検討している。

 中心市街地では近年、コインパーキングが増加。客の利便性が向上する一方、街並みの分断などが課題となっている。モデル事業の実施で、回遊性の向上や土地利用の可能性、出店の採算性などを検証する。

 9日のプレイベントは、釜川プロムナードの一部を通行止めにして実施。約70メートルに人工芝を敷き詰め、ハンモックやベンチを設置し、街なかの“中庭”を演出した。バーベキューやドローン撮影も行われ、釜川に突如出現した空間に多くの通行人が足を止め、ベンチでくつろぐ姿もみられた。

 市地域政策室の担当者は「非日常的な空間を演出できたことは良かった。夜間の騒音などを懸念する声もあり、実施に向けて万全な対策を図りたい」としている。

 市は2017年から、まちづくり関係者らによるワークショップ(WS)を開催し、事業内容を検討してきた。宇都宮まちづくり推進機構やWS参加者などで構成する実行委員会を月内にも立ち上げ、民間主体で事業を実施する考え。