最高級の羽二重粉を使って練り上げた生地は、滑らかで歯触りのいい柔らかさが特徴。イチゴは真岡市産のとちおとめを使い、農家直送で甘さ、みずみずしさ共に段違い。また、黒あんではなく白あんを使うのもポイント。くせが少ないため、黒あんでは引き出しづらいイチゴ本来の甘みや香りを引き立てやすく、相性は抜群だ。

 1990年創業。新宿の和菓子屋「紅谷」で修業を積んだ三宅正(みやけただし)さん(75)が立ち上げた。現在は、生菓子製作の技術を競う複数のコンテストで優勝経験がある、息子の正晃(まさあき)さん(27)が二代目を務める。

 2017年に市内で開かれた「いちごグルメコンテスト」を機に開発し、優勝。会員制交流サイト(SNS)などを通じて瞬く間に広がった。1個230円(税込み)の「苺羽二重餅」を求めて、最近では県外から訪れる人も多い。現在は1日100個ほどを作るが、午前中で売り切れる日も少なくないという。

 正晃さんは「市の顔として根付いて、広島のもみじまんじゅうのように、当たり前の存在になればいい」と話した。

 ◆メモ 真岡市並木町2の20の15▽営業時間 午前9時~午後6時半▽水曜定休▽(問)0285・83・3513