イチゴジュースで炊いたコメにかに玉をかぶせ、秘伝のあんをかけ、その上に刻んだとちおとめをトッピングする。

 テーブルに運ばれてくるやいなや、目を見張ってしまった。かに玉にレンゲを入れる。すくった途端、イチゴの香りが一気に広がった。一口食べると、まずあんの甘酸っぱさが口中に広がる。その後を何かが追い掛けてくる。イチゴの甘みだ。税込み900円。

 文珍楼(ぶんちんろう)の「珍イチゴメニュー」。店主の白川文夫(しらかわふみお)さん(64)は「天津飯がその第2弾」と話す。これまでにもイチゴ飯をバンズに使った「イチゴ飯バーガー」や「イチゴ飯チャーハン」など、さまざまなイチゴ料理を開発してきた。

 「イチゴのシーズンになると寝ても覚めても頭の中はイチゴ」と白川さん。夢の中で新たなメニューが浮かぶこともあるという。

 とちおとめはふんだんに10個使う。食感を残すために加熱はせず、常温のものを使うことで甘みをより際立たせる。あんにはコクを出すトマトとピーマン、ねぎが入っており、苦みがアクセントだ。

 今後はイチゴチョコラーメンや、イチゴ冷やし中華を開発、販売していく予定という。白川さんの挑戦は続く。

 ◆メモ 真岡市東郷612の1▽営業時間 昼は午前11時半~午後2時、夜は同5時半~8時▽火曜定休▽(問)0285・84・7555。