自社の農場や地元の農家などが栽培した「紅はるか」を使っている6次産品。ねっとりした濃厚な甘さが売りだ。

 最初は焼き芋の移動販売から始まった。日によって売れる数量が変化するため、どうしても売り切れない。社長の高野和久(たかのかずひさ)さん(49)が家に持って帰っていたが、ある日、乾燥してしまった焼き芋を見て、干し芋への商品化を思い立ったという。

 本場茨城県へ出向いて研究。甘さを引き出すための保存や加工法などを学び、試行錯誤の末、2016年に商品化した。「甘極(かんきわ)み」という商品名は高野さんや工場長の松井文利(まついふみとし)さん(31)らで考えた。

 「甘極み」は、焼き芋を丸ごと使う「丸干し」とふかし芋から作る一般的な「平干し」がある。松井さんは「無添加、無着色で安心して食べてもらえるので、子どものいる若い人に人気があります」と話す。

 季節限定の商品だったが、廃校になった旧金鹿小の校舎に昨年、工場を新設し、今年から通年販売を目指す。

 丸干し200グラム1200円、平干し100グラム500円、切り落とし200グラム400円。道の駅きつれがわなどでも販売している。

 ◆メモ 和みの杜金鹿工場。さくら市鹿子畑1221▽営業時間 午前8時~午後4時▽日曜定休▽(問)028・623・1513。