一見すると普通のシュークリーム。だが生地の表面には刻んだアーモンドがちりばめられており、一口食べると、サクサク感が味わえる。グラニュー糖もまぶし生地を火であぶると香ばしさが増す。店主の斉藤幸男(さいとうゆきお)さん(56)は「かじるとサクサク、中はカスタードクリームと生クリームが入っていてふわふわ。食感の違いが味わえる。ここまで工夫したシュークリームはなかなかないのでは」と胸を張る。税込み216円だ。

 和菓子職人だった父がつくり上げた店を、約30年前に受け継ぎ、2007年12月にリニューアルオープン。元々絵を描くことが好きだった斉藤さんは、客からの求めに応じアニメ、漫画のキャラクターや似顔絵を描いた「イラストケーキ」も手掛けている。

 「お客さんがおいしそうに食べてくれる光景を思い浮かべると、ついつい張り切りすぎてしまうんです」

 思いがいっぱい詰まったシュークリームの特徴は、実は独特の皮だけではない。カスタードクリームと生クリームの割合は3対1で「より甘みが感じられる配合です」と斉藤さん。こだわり抜いた自信作が、いつも店頭で出迎えてくれる。

 ◆メモ 鹿沼市下永野1241▽営業時間 午前9時~午後7時▽水曜定休▽(問)0289・84・0210