ドアを開けると、スギとヒノキがほのかに香る。「木のまち鹿沼」をテーマに内装は木材がふんだんに用いられ、ぬくもりのある雰囲気が楽しめる。

 「COCOVO(ココボ)」は、引きこもりの人や障害者の支援に取り組む鹿沼市内のNPO法人「CCV」が利用者たちの就労支援の場として7月に立ち上げた。

 ランチプレート(税込み800円)にはバターを練り込んだ自家製パンのトーストに地元産などのミックスリーフ、ジャガイモを使ったサラダ、月替わりのメインの肉料理などが並ぶ。トーストもサラダもボリュームがあり、男性でも満腹感が得られる。

 店内では就労支援事業の利用者が皿洗いや清掃を任され、売り上げは工賃に充てられる。宇賀神美菜子(うがじんみなこ)店長(47)も「仕事ぶりは丁寧。少しずつ表情が明るくなってきたし、自信を持てるようになったのでは」と見守る。

 ティータイムにはトーストとドリンクのセット(500円)を楽しめるほか、自家製パンや総菜が販売され持ち帰りもできる。「食べて応援」-。肩肘張らずにできる支援の形だ。

 ◆メモ 鹿沼市鳥居跡町1420の11▽ランチは午前11時~午後2時、ティータイムは同2~5時。▽月曜定休▽(問)0289・74・7070。