2022年3月開業予定の次世代型路面電車(LRT)について宇都宮市は8日までに、「クリーンパーク茂原」でごみを燃やしてできる電力で運行する方針を固めた。市が関与し21年度にも事業を始める地域新電力会社が、LRTや公共施設に電力を供給する。LRTの「環境配慮」をアピールするとともに、将来的には新電力会社運営で得られる情報をビッグデータ化し、新たな公共サービスを模索する。

 クリーンパークはごみ焼却時の熱によってボイラーを動かし、発生した蒸気でタービンを回転させて発電している。出力は最大で毎秒7500キロワット。試算によると、LRTと市内約500の公共施設が使う総電力量の3割を賄える。

 現在は東京電力に電力を販売している。契約期間が終了する21年末を見据えて新電力会社を立ち上げ、21年度以降に事業を始める方針だ。