お披露目された羽子板と美術部の制作中心メンバー3人(前列中央)、東輪寺関係者ら

 【さくら】さくら清修高美術部が大きな羽子板一対を制作し、羽根つきにゆかりのあるムクロジの木のある鹿子畑の東輪寺に奉納する。このほどお披露目された羽子板は、迫力ある昇り龍が描かれており、寺の人見照雄(ひとみしょうゆう)住職(72)は「羽根つき寺にふさわしいできばえ。躍動感があってすばらしい」と喜んでいる。

 寺のムクロジは、高さ約25メートル、直径約1メートルの立派な大木で樹齢は推定約400年。今年3月に市の天然記念物に指定された。ムクロジの実の種は固く、羽根つきの羽のおもりに使われることから、同寺は昨年暮れから年2回、羽根つき大会を開催している。

 寺は以前、平和堂の格天井にはめ込む花の絵を同校に依頼したことがあり、今回は市の天然記念物指定と羽根つき大会を記念して、制作を依頼した。

 羽子板は高さ180センチ、幅45センチの木製で、寺が提供した。下部に雲海とハスの花の絵があり、1枚は緑色、もう1枚はピンク色の勇ましい昇り龍が描かれている。昨年暮れから生徒たちが構想を練り、図案を決定。部員23人が協力して描き、5月末に完成させた。