大谷資料館で展示のイメージを検討する関係者=5月、宇都宮市大谷町(Photo:網中健太、新素材研究所提供)

 国立新美術館(東京都港区)で10月に始まる高級宝飾ブランド・カルティエの展覧会「カルティエ、時の結晶」で、宇都宮市の特産品である大谷石が宝石の飾り台に使用される。同美術館が5日の記者発表会で明らかにした。海外巡回も視野に入れており、大谷石を世界にPRする絶好の機会となることも期待される。

 展覧会は、序章と「色と素材のトランスフォーメーション」「フォルムとデザイン」「ユニヴァーサルな好奇心」の計4章で構成する。このうち、大谷石が使われるのは第2章「フォルムとデザイン」。大谷石の柱を組み、その上に展示品を配置することなどを予定している。さびた鉄などの素材も使い、洞窟の中で宝石を発見していくような展示をイメージしているという。展示スペースは約240平方メートル、使われる大谷石は約40トンで、宝石の展示は120点程度を想定している。