SNSで自らの闘病について発信する高橋さん

 競泳の池江璃花子(いけえりかこ)選手(18)が罹患(りかん)を公表した白血病で、池江選手同様に病と闘っている本県ゆかりのアスリートがいる。佐野日大高サッカー部出身で中央大2年の高橋真(たかはしまこと)さん(19)だ。闘病生活を会員制交流サイト(SNS)で積極的に発信し、同じ患者や家族らと交流。「多くの人に少しでも共感してもらえたら」と、選手復帰を目指して治療を続けている。

 相模原市出身の高橋さんは6歳でサッカーを始め、J1川崎の下部チームを経て佐野日大高に越境入学した。3年時の全国高校選手権県予選ではMFとして準優勝に貢献した。

 体の異変を感じたのは大学入学直後の昨年5月。練習後に帰宅すると、微熱と首筋にピーナツ大のしこりを感じた。複数の医療機関で診察や検査を受けた結果、「急性リンパ性白血病」と判明、入院が決まった。

 約1年間に及んだ入院治療では、抗がん剤の副作用で嘔吐(おうと)や脱毛などが続いた。だが、「それ以上に苦痛だったのは暇なこと」。免疫力が低く院内での行動も制限された。