採用された標語が入った「歯と口の健康週間」のポスターを手にする田波君

 【佐野】4~10日に全国で展開される2019年度「歯と口の健康週間」の統一標語に、田沼小5年田波舜祐(たなみしゅんすけ)君(10)の作品「いつまでも 続くけんこう 歯の力」が採用される。小、中学校などに配布されるポスターを通して同週間の意義をPRすることになり、田波君は「多くの人が歯の衛生について考えるきっかけになればうれしい」と話している。

 同週間は厚生労働省や文部科学省、日本歯科医師会などが主催。1928年に6月4日を「ムシ歯予防デー」と制定したのに始まり、49年から週間行事として実施されている。本年度は「生きる力を支える歯科口腔(こうくう)保健の推進」を重点目標に掲げる。

 標語は重点目標を周知するため、全国の小、中学校などから毎年募集。田波君の作品は昨年度の歯・口の健康啓発標語コンクールで、各都道府県から選ばれた40作品の中から最優秀賞に輝いている。

 「虫歯が原因でいろいろな病気になることもある、とお母さんが教えてくれたことが標語のヒントになりました」と話す田波君。毎日の歯磨きには8分程度の時間をかけているといい、「将来の夢であるサッカー選手になるためにも歯の健康は大切」と、白い歯を見せる。

 市は2023年度を目標年度とした「さの健康21プラン第2期計画」で、(1)12歳児の平均虫歯数を1歯以下にする(2)60代で自分の歯を24歯以上有する人の割合を45%以上とする-などの目標を掲げている。市教委は3日にも、市内の全小、中学校などに同週間のポスターを配布する予定で、担当者は「この標語を目にすることで、歯の健康をより身近に捉えてほしい」と期待している。