収穫作業に取り組むのポラリスの利用者ら=5月28日、宇都宮市

 県は、食品企業とイチゴの生産団体、障害者福祉施設3者のマッチングに乗り出した。障害者が農業や漁業に関わる「農福連携」の取り組みで、宇都宮市内の食品メーカーと農業生産法人、福祉施設を運営するNPO法人などを結び、5月中旬から試験的にイチゴの収穫や買い取りなどで連携を進めている。県は今後、こうした取り組みを県内各地に拡大していく方針だ。

 今回、マッチングできた3者は、フタバ食品(宇都宮市)、農業生産法人「JAアグリうつのみや」(宇都宮市)と、福祉施設2団体。食品加工にイチゴが必要なフタバ食品が農福連携を推進する県に相談した。

 県は農福連携の仲介役となる「とちぎセルプセンター」(宇都宮市)を通して、農作業を受託したい障害者福祉施設とフタバ食品をつなげ、JAアグリうつのみやに収穫の場を提供してもらった。

 収穫する福祉施設側の2団体は、大田原市の一般社団法人「無邪気 ポラリス」と、宇都宮市のNPO法人「ひとつの花」。フタバ食品は、イチゴをアイスなどの製品に用いる予定。