改正健康増進法の一部施行で、行政機関の庁舎敷地内が原則禁煙となる7月を前に、本庁舎敷地内を全面禁煙とする方針を固めた自治体が県内に一つもないことが30日までに、下野新聞社の取材で分かった。県と14市町は「特定屋外喫煙場所」を置き、引き続き喫煙を認める。「検討中」とした市町も、大半が特定屋外喫煙場所を設けるとみられる。31日は世界禁煙デー。

 7月1日から行政機関の庁舎や学校、病院などの敷地内が原則禁煙となる。ただし同法は、受動喫煙防止の措置を取った特定屋外喫煙場所を敷地内に設けることを認めている。措置の具体的な内容は、標識の掲示や、設置場所を来庁者らが通常立ち入らない所にすることなど。

 県や、大田原市を除く各市町の本庁舎敷地内には現在、1~4カ所の喫煙所がある。大田原市は隣接する市総合文化会館脇の喫煙所を職員や来庁者らも利用しているという。

県と25市町の本庁舎の喫煙所数  
     現在  7月以降
県     3  2
宇都宮市  4  検討中
足利市   2  検討中
栃木市   2  1
佐野市   1  検討中
鹿沼市   3  検討中
日光市   2  検討中
小山市   4  1
真岡市   1  検討中
大田原市  0  検討中
    (隣接する市有施設に1カ所)
矢板市   3  3
那須塩原市 3  1
さくら市  3  3
那須烏山市 2  1
下野市   2  1
上三川町  3  3
益子町   3  検討中
茂木町   3  1
市貝町   1  検討中
芳賀町   2  検討中
壬生町   2  1
野木町   4  2
     (隣接する公民館などを含む) 
塩谷町   3  3
高根沢町  1  1
那須町   2  2
那珂川町  1  検討中