県内の新規就農者の内訳と推移

 今年4月末までの1年間に県内で新たに就農した人は前年と比べ15・7%(56人)減の301人で、比較可能な2013年度以降で初めて減少に転じたことが29日、県の19年度調査で分かった。特に農家出身で他産業を経て就農する「Uターン就農」の減少が目立った。人手不足の深刻化が要因とみられる。県の担当者は「農業分野でも人材獲得競争の影響を避けては通れない」と受け止めている。

 新規就農者数は自営就農者と、農業法人などに正規で就業する雇用就農者を合計した数。現在の調査方法になった13年度の292人から増加傾向が続き、18年度は357人と過去最多を更新した。

 19年度は増加から一転、新規自営就農者は前年比19・4%(46人)減の191人、新規雇用就農者は8・3%(10人)減の110人だった。