外壁の内部にアスベストが含まれていることが分かった「すみれ作業所」

 【下野】市社会福祉協議会が運営する「すみれ作業所」(花の木2丁目)の外壁の内部にアスベストが含まれていることが分かり市は28日までに、飛散防止の工事をすることを決めた。市の検査では「飛散した状況は見られない」という。6月議会に提出する補正予算案に、工事費約600万円を計上する。

 すみれ作業所は鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積400平方メートル。栃木食糧事務所石橋事務所として1974年に新築され、87年に旧石橋町に譲渡された。その後、市社協に無償貸与され、現在、同作業所には8人が通所、3人の指導員が在籍している。

 市社会福祉課によると、老朽化が進んでおり修繕検討していたが、今年3月、地元自治会から「外壁がはがれている」との声が寄せられたこともあり、アスベスト検査を実施した。この結果、3層になっている外壁の2層目にアスベストが含まれていることが分かった。

 このため、屋内や施設内壁、敷地内の土壌などの検査を実施したが、飛散は見られなかったという。しかし、早急な対応が必要と判断、緊急措置を取ることを決めた。工法は吹きつけによる「封じ込め工法」を採用する予定。

 同作業所は来年度以降、閉校になった旧国分寺西小への移転が検討されている。