第90回都市対抗野球北関東大会は28日、茨城県の日立市民運動公園野球場で開幕し、大会初出場の本県1位のエイジェック(小山市)は茨城3位のJR水戸(水戸市)を8-0で下し、準決勝進出を決めた。
エイジェックは7安打で8得点と勝負どころを見逃さず初陣を飾った。初回に4番椿大(つばきだい)の左中間への適時二塁打で先制すると、三回には2死一、二塁で6番柳沼健太郎(やぎぬまけんたろう)が右翼へ3点本塁打。続く四回は先頭の8番高上竜己(たかがみりゅうき)がソロ本塁打を放り込み、椿の左前2点適時打、5番新井勝徳(あらいかつのり)の右越え適時二塁打で突き放した。
先発大黒一之(おおくろかずゆき)も6回を4安打無失点と好投。終盤は2投手が継投して相手に付け入る隙を与えなかった。
大会第2日は1回戦の残り2試合などを行い、本県2位の全足利クラブ(足利市)は午前8時半から、茨城2位の日立製作所(日立市)と対戦。エイジェックは30日午前9時から、茨城1位の日本製鉄鹿島(鹿嶋市)と準決勝で対戦する。