スクールバスから降りた児童に安全を呼び掛ける那須烏山署員(左)=28日午後4時15分、那須烏山市城東

 川崎市で28日、スクールバスを待っていた小学生らが襲われた事件を受け、県内の学校関係者にも動揺が広がった。登下校時の安全対策を改めて模索するとともに、動機の見えない犯行に戸惑う声もあった。一方、県警は全19署に通学路の安全確保の強化を指示する緊急の通達を出した。

 市貝町こども未来課は同日、町内の小中学校全4校へ注意を喚起するメールを送信した。遠方から通う生徒などを対象に全校がスクールバスを導入しており、同課は「細心の注意を払い、いろいろなケースを想定して気を付けたい」とした。同町赤羽小では児童268人のうち20人ほどがスクールバスを利用する。事件を受け、各家庭での登下校の見守りや地域の連携などを求めるメールを保護者へ送信。同校は「バス停まで保護者に送迎してもらうなど決まりごとを徹底する」と強調した。