県教委は27日までに、児童生徒の学力向上策として「学力向上指導員」を11市町に派遣し、学校や各市町教委を支援する取り組みを始めた。指導員は主に、各市町教委が指定した中学校区内の各校を訪問し、「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)などの分析結果を踏まえた検証改善サイクルが確実に運用されるよう支援する。同時に学校間の連携を強め、小中学校9年間の「学びの連続性」の充実に努める。

 指導員は小中学校長を退職した9人。本年度は各市町教委の研究実施計画書に基づき、足利、佐野、日光、小山、真岡、矢板、上三川、壬生、野木、那須、那珂川の11市町に今月下旬から順次派遣する。

 今回の指導員派遣事業は、県教委が2014年度に始めた「とちぎっ子学力アッププロジェクト」の一環。同プロジェクトは9年間の学びの連続性を重視し、全国学力テスト(小6、中3対象)と、とちぎっ子学習状況調査(小4、小5、中2対象)の結果を活用した検証改善サイクルの構築を目指している。