猛暑日となった佐野市内では路面に「逃げ水」も見られた=26日午後0時40分、佐野市高砂町

 県内は26日、高気圧に覆われて晴れ上がり、気温も上昇した。宇都宮地方気象台によると、県内全14観測地点で今年の最高気温を更新し、うち10地点で5月の観測史上最高を記録した。最高気温は佐野の35・2度で、今年初めて35度以上の「猛暑日」となった。

 5月の観測史上最高となった10地点は、小山34・7度、真岡34・5度、宇都宮34・4度、鹿沼34・0度、大田原33・9度、那須烏山33・1度、今市31・9度、黒磯31・8度、那須高原29・6度、奥日光25・9度。宇都宮は、2004年5月31日と1993年5月13日に記録した「33・2度」を1・2度上回った。

 各地で平年よりも9・3度から11・0度高く、夏の「最も暑い時期を上回る」水準となった。

 5月の観測史上最高を0・2度下回ったものの猛暑日となった佐野市内では、真夏のような日差しが照り付けた。JR佐野駅前の駅前広場や市役所周辺では路面にうっすらと「逃げ水」も現れた。

 26日午後5時現在の下野新聞社の調べによると、県内では熱中症の疑いで計6人が救急搬送された。小山市、女性(83)が中等症、5人は軽症だったという。同気象台によると、27日も県内は高気圧に覆われて晴れ、宇都宮34度、大田原33度の予報となっており、「熱中症への対策を心掛けてほしい」と呼び掛けている。