無病息災や五穀豊穣を祈念して迫力ある太鼓演奏が披露された御神火祭=26日午後7時50分、那須町湯本

 無病息災と五穀豊穣(ほうじょう)を祈る伝統の火祭り「御神火祭(ごじんかさい)」が26日夜、那須町湯本の史跡殺生石で行われた。夜空には高さ10メートル以上の炎が立ち上り、地元住民や観光客が静かに見守った。

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 噴火を繰り返す那須岳(茶臼岳)を鎮めようと住民らが那須温泉神社に詣で、那須岳の火口から採った火を「御神火」としてあがめたことが始まりとされる。

 午後7時すぎ、九尾の狐(きつね)伝説にちなんでキツネの面と白装束を身に着けた約150人が同神社を出発。大型のたいまつを手にした平山幸宏(ひらやまゆきひろ)町長が御神火を付けると、参加者は次々とたいまつを投げ入れた。