2014年3月に閉校した旧田中小。那須町校歌フェスティバルでは、同校など17小中学校の校歌が歌われる=24日午後3時5分、那須町寺子乙

 少子化を受け小中学校が閉校し歌われなくなった校歌を後世に残そうと、那須町教委は6月9日、同町寺子乙の町文化センター大ホールで「那須町校歌フェスティバル」を開く。町学校適正配置等計画(2014~18年度)に伴い閉校した町内16校をはじめ計17校が対象で、卒業生や地域住民が校歌を歌う様子を映像に収録する。今秋以降に昭和時代に閉校したうち校歌があった町内11小中学校を対象にした収録も行う予定で、歴史的資料として保存したい考えだ。

 24日、町の定例記者会見で明らかにした。同計画が終了したことを受け、記念事業として企画した。町教委によると、行政が企画し閉校になった全学校の校歌を地域住民を挙げて保存する取り組みは、県内でも珍しいという。

 収録は各校15分間で、同フェスのために制作した音源に合わせ、参加者に校歌を歌ってもらう。収録した映像は、同町芦野の那須歴史探訪館で同15日から始まる特別展「郷愁 懐かしの我が母校~那須町小中学校の移りかわり」で公開する。