攻撃陣の柱として活躍が期待される栃木シティのFW藤田=11日のNEZASカップ決勝から

 サッカーの第99回天皇杯全日本選手権は25日に開幕し、各地で1回戦9試合を行う。2年ぶり10度目の出場を果たした栃木シティFC(関東1部)は午後1時から、県グリーンスタジアムで青森県代表のJ3八戸と対戦する。今季リーグ戦で苦戦が続くだけに、この一戦で復調のきっかけをつかみたい。

 元Jリーガーを多く擁する栃木シティは天皇杯県予選を兼ねた11日のNEZASカップ決勝でFC CASA FORTUNA OYAMA(県1部)と対戦。120分間で得点を奪えずPK戦までもつれ込んだが、GK原田欽庸(はらだよしのぶ)の好セーブもあり、4-3と競り勝った。

 JFL復帰に再挑戦する今季はリーグ戦5試合を終えて1勝3分け1敗、勝ち点6の5位。5試合中3試合で無得点と深刻な決定力不足に陥っている。第5節から兼任監督としてチームの立て直しを進める岸野靖之(きしのやすゆき)戦略統括責任者(CSO)は「攻撃で迫力を出せておらず、単発な仕掛けに終始している」とチームが抱える課題を指摘。天皇杯に向け、「勝ってJFL昇格へ勢いをつけたい」と巻き返しに意欲を燃やす。