関係者らが見守る中、法案に署名する米ワシントン州のインズリー知事(中央)=21日、ワシントン州オリンピア(AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】米西部ワシントン州で22日までに、人間の遺体を堆肥化し、植物などの肥料として使うことを認める法律が成立した。環境保護を狙った全米初の取り組みで、来年5月1日から施行される。

 地球温暖化対策の重要性を訴えて来年の大統領選に立候補を表明しているインズリー州知事が21日に署名した。

 遺体は認可を受けた業者によって堆肥化され、遺族は植物などの肥料として使うことができる。合法化の支持者から「死後の肉体に新たな意味を与える」との声も。

 米メディアによると、遺体はわらや木片など自然の材料で包み込むと微生物の活動によって数週間で土壌に変質するという。