強い雨が降る中、傘を差して歩く人たち=21日午前11時10分、宇都宮市大通り4丁目

 寒冷前線が通過した影響で、県内は21日朝から昼すぎにかけ、まとまった雨に見舞われた。宇都宮地方気象台によると、6時間降水量は高根沢で110・5ミリを観測するなど県内8地点で5月の観測史上最大を記録。床下浸水や道路の通行止めなどの被害があった。

 県危機管理課などによると、鹿沼市と高根沢町の住宅計2棟が床下浸水。日光や宇都宮、那須塩原市などの計11カ所の道路が一時通行止めになるなどした。日光市中宮祠の県道では、直径1メートルの落石があった。

 鹿沼市引田の山肌では高さ約10メートル、幅約10メートルにわたり土砂が崩れた。宇都宮市徳次郎町では、水田の土手が高さ約2メートル、幅約10メートルにわたって崩れ、市道に流出した。