ユズの花に飛ぶミツバチを確認する(左から)床井さん、若山恭三さん、大木さん=20日午前、宇都宮市

 床井柚子(ゆず)園(宇都宮市新里町、床井光雄(とこいみつお)代表)、米作や養蜂のまほろば農場(同市上小倉町、大木正博(おおきまさひろ)社長)、和菓子店の若山商店(同市中戸祭1丁目、若山雄三(わかやまゆうぞう)社長)は20日、ユズの花から蜂蜜を作る「宮ゆずハチミツ」プロジェクトに乗り出した。また宇都宮大の協力を得て「宮ゆず」の機能性を分析し、その特長をアピールする考えだ。

 プロジェクトは、宇都宮産品「宮ゆず」の知名度を高めることと、蜂蜜「まほろばはちみつ」のブランド化を目指す。宇都宮の農産物を用いた新商品などに助成する宇都宮市のアグリビジネス創出促進事業を活用する。

 床井代表によると、ユズの受粉は自然交配だが、「ユズ畑に養蜂業者を入れ、ユズの花から蜜を集めるというのは聞いたことがない。花自体にユズの香りがあり、どのような蜂蜜になるのか楽しみ」という。

 19日夜、床井柚子園にミツバチ約8千匹の入った巣箱2箱を設置した。ミツバチの行動域は約2キロとされ、同市新里地区のほぼ中央にある同園から地区全体のユズ畑をカバーできる。同地区では、18戸の農家でつくる宇都宮ゆず組合が本ユズ、種無ユズ(多田錦)の約1千本を栽培している。