エコバッグを愛用している。機能的でデザインもしゃれていて、県内の行きつけのスーパーがレジ袋を有料化して以来、いつも携帯している▼セブン&アイ・ホールディングスが2030年までを目標に、レジ袋を全廃する方針を発表した。3月に中央環境審議会が小売店へのレジ袋有料化義務付けを明記したプラスチック資源循環戦略案を答申していたから、当然の流れなのかもしれない▼コンビニもついに動きだす。ただではないとなれば、レジ袋をもらわない消費者は増えるだろう。ただ、多々あるプラスチックごみの中でレジ袋が減っても、持続可能な社会は実現しない▼自宅でエコバッグから取り出した商品をしまう際、ごみに回るプラスチックが増えた気がしてならない。弁当や総菜はもちろん、最近は大根やネギでさえ袋で包装されていたりする▼県内で農産物直売所「あぜみち」を展開する林書緯(りんすうえい)社長は「鮮度保持などのため、欠かせない」と話す。確かに、しなびた野菜に手は伸びない。「でも、これからの社会にとっては、ない方がいい」。それを可能にする技術の進歩を願う▼日々の生活に恩恵を与え、便利にしているプラスチック。一足飛びになくすことは不可能だから、減らせるものは減らし、徹底してリサイクルに回す。私たちが習慣を改めていくしかない。