フランシスコ法王(左)に市長の親書を手渡す杉江経済部長。奥は、法王贈呈したサツキ盆栽と鹿沼組子の衝立

フランシスコ法王に市長の親書を手渡す杉江経済部長。法王の奥に贈呈したサツキ盆栽と鹿沼組子の衝立

フランシスコ法王(左)に市長の親書を手渡す杉江経済部長。奥は、法王贈呈したサツキ盆栽と鹿沼組子の衝立 フランシスコ法王に市長の親書を手渡す杉江経済部長。法王の奥に贈呈したサツキ盆栽と鹿沼組子の衝立

 【鹿沼】市は15日、バチカンのサンピエトロ広場で、市花「サツキ」の盆栽をローマ法王フランシスコに贈呈した。

 歴史的な瞬間となったのは、現地時間の午前10時から約1時間半。法王の水曜日定例の一般謁見(えっけん)に、市から派遣された市経済部の杉江一彦(すぎえかずひこ)部長が最前列で参列し、法王に市長の親書とサツキのピンバッジを手渡した。贈られたサツキ盆栽「山の光」と特注の鹿沼組子の衝立(ついたて)は式台に飾られ披露された。

 サツキは1本の木に複数の色、柄、形の花が咲くことから、市は差別解消、人権尊重のイメージに重なるとしている。盆栽の贈呈は、差別をなくすため尽力している法王に敬意を表するためとしている。

 贈呈の報告を受けた佐藤信(さとうしん)市長は「画期的なことであり、思いを受けていただき光栄です。差別のない社会を目指していきたい」と述べた。同日午前には、都内の在日ローマ法王庁大使館に佐藤市長らが出向き、参事官に盆栽などを手渡した。同大使館にサツキが届けられたのは初めてという。