トヨタ自動車本社=4月1日、愛知県豊田市

 トヨタ自動車が、シンガポールのグラブやインドのオラといった世界の配車大手に自動運転技術を供給する方向で検討していることが16日、分かった。米配車大手ウーバー・テクノロジーズなどと共同で開発するシステムを、自家用車に有料で客を乗せる「ライドシェア」向けの車両に提供することを想定している。

 車の所有にこだわらず、必要な時に利用する消費者の増加を背景に、海外では配車大手が勢力を拡大している。トヨタは車を売るだけでなく「無人タクシー」につながる配車向けの自動運転開発も担い、次世代の移動サービスで主導権を狙う。