可憐な花を咲かせているタチスミレ

タチスミレを探す受講生たち

可憐な花を咲かせているタチスミレ タチスミレを探す受講生たち

 【野木】町主催の渡良瀬遊水地ボランティアガイド養成講座が15日開かれ、愛好家の間で「幻のスミレ」とされるタチスミレがかれんな花を咲かせているのを遊水地の現地実習で受講生たちが見つけ、歓声が上がった。

 タチスミレは国指定の絶滅危惧種で、北関東と九州の一部にしか自生していない。講師を務めた渡良瀬遊水地植物の会会長の大和田真澄(おおわだますみ)さんによると、上皇ご夫妻が2014年5月に私的旅行で渡良瀬遊水地を訪れた際、上皇后美智子さまは「このヨシ原にタチスミレが咲いているのですか」とお尋ねになったという。

 この日の参加者は19人。大和田さんの案内で遊水地のヨシ原に分け入ると、足元に次々とタチスミレの小さな花を見つけた。ヨシの根元に小指の先ほどの白いチョウが留まっているようにも見える。