男子円盤投げを42メートル90の大会新で優勝した藤田(青藍泰斗)=県総合運動公園陸上競技場

女子三段跳びを11メートル90の大会新で制した郷(宇中女)

男子800メートル決勝を1分52秒76の大会新で制した藤原(作新)

男子円盤投げを42メートル90の大会新で優勝した藤田(青藍泰斗)=県総合運動公園陸上競技場 女子三段跳びを11メートル90の大会新で制した郷(宇中女) 男子800メートル決勝を1分52秒76の大会新で制した藤原(作新)

 県高校総体陸上最終日は14日、県総合運動公園陸上競技場で行われ、男子円盤投げは藤田天史(ふじたたかし)(青藍泰斗)が42メートル90の大会新をマークし、砲丸投げとの2冠を達成した。

 このほか2種目で大会新記録が誕生し、女子三段跳びは郷七海(ごうななみ)(宇中女)が11メートル90で頂点。男子800メートルは藤原広翔(ふじわらひろと)(作新)が従来の記録を0秒29更新する1分52秒76で制した。

 男子110メートル障害は菅谷拓海(すがやたくみ)(さくら清修)が追い風参考ながら14秒46の好タイムで優勝。女子1600メートルリレーは国学栃木が大会記録まで0秒27に迫る3分54秒09で圧勝した。

■記録生んだ冬の鍛錬(青藍泰斗・藤田)

 日焼けした長い腕から放たれた円盤は、青空に大きな弧を描き40メートルラインを軽々と越えた。男子円盤投げで藤田天史(ふじたたかし)(青藍泰斗)が42メートル90の大会新で堂々の優勝。「失敗も多かったが、大会新が出てホッとした」と胸をなで下ろした。

 180センチ、90キロの恵まれた体格。冬場にサーキットトレーニングで筋力アップとターンスピードの向上に取り組んだ成果が如実に現れた。「円盤が抜け、投げる角度も安定しなかった」と全6投中4投がファウルとなったが、その威力は十分。2投目に予選トップの41メートル84、4投目に従来の大会記録を60センチ上回った。

 小山城南中で陸上を始め「走らないでいいから」と投てきの道へ。高校で砲丸投げとやり投げにも取り組み、前田芳久(まえだよしひさ)監督の指導で記録が伸び始めとりこに。海外選手の動画もフォームの参考にし、円盤投げは4月の県春季大会で45メートル36の自己ベストを記録。「今は投げるたびに記録が伸びる。楽しくて仕方がない」と充実感を漂わせる。