仮想現実体験で使われるゴーグルとヘッドホン

 【宇都宮】宇都宮競輪場は18、19の両日、開設70周年記念(GIII)宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦に合わせ、家族で楽しめる特別イベントを開く。本県のスーパースター・神山雄一郎選手の目線で競輪の走りを感じる仮想現実(VR)体験を初めて行うなど多彩な催しを用意する。

 市担当者は「まずは車券を買わなくてもいい。スポーツとして競輪を楽しんで」と呼び掛ける。

 宇都宮競輪は収支改善に取り組み、2018年度は153億円を売り上げた。G?の特別競輪を行った年度を除けば、9年ぶりに150億円を突破し、市一般会計に2億円を繰り入れる方向。

 VR動画は、市が日本競輪選手会栃木支部の協力を受けて作った。5分程度の2種で、レース中の神山選手目線の動画はトップでゴールし、もう一つは神山選手とも競い合う。

 専用のゴーグル、ヘッドホンを着ける。ゴールが近付き、「ジャン」と呼ばれる打鐘が鳴らされると、選手が隙間をぬって他選手をかわしたり、せめぎ合ったりする状況を体感できる。自分が顔を向けた方向の風景が映るという。自転車をこぐ音、風を切る音も聞こえ、市担当者は「迫力はすごい」と話す。自転車に乗った姿勢で体験してもらう。

 またVR、自転車をこいで発電して動かす「ロボット」による「チャリ魂チャレンジ」など3カ所を巡るスタンプラリー、U字工事やアイデンティティのお笑いライブなどもある。小学生以下を含む家族で来場した人は通常15歳以上100円の入場料が無料になる。(問)市公営事業所028・625・0100。