昔ながらの雰囲気と酒が進む料理がそろう

 仕事終わりに、気になっていた職場近くの居酒屋に足を運んだ。引き戸を開けると、どこか懐かしさが漂う店内。学生時代に通った店に似た雰囲気で自然と落ち着く。

 Web写真館に別カットの写真

 元々は村上義行(むらかみよしゆき)さん・惠子(けいこ)さん夫妻がJR宇都宮駅西口で創業し、27年前に現在の場所に移転した。3年前に義行さんが亡くなり、現在は惠子さん(67)が1人で切り盛りする。

 まずはおすすめのカシラ串(3本・税込み350円)から。義行さんが考案したみそだれは、酒を流し込むのにぴったり。食べ応えも十分だ。

 常連さんとの会話も弾み、揚げ餃子(ギョーザ)(3個・同300円)のお裾分けをいただいた。お返しで皮串(同350円)を頼む。いずれもカリッとしつつジューシーで、酒が進む。特大生ビール(1リットル・同1千円)もあっという間に飲み干した。

 「1人でやっているから、忙しくなっても困るんだ」と話す惠子さん。ゆったりと居心地のいい時間に、常連さんも「レトロでいいところだよ」とご満悦の表情だ。

 店を出て、夜道をゆっくり歩く。たまには心も体も気のゆくままに休ませてみよう。一休み、一休み。

 メモ 宇都宮市旭1丁目5▽営業時間 午後5~10時▽定休日 日曜▽(問)028・636・9127