トランプ米政権が10日、中国からの輸入品に対する追加関税の税率引き上げ措置を発動したことを受け、関連する県内製造業からは、今後の影響を心配する声が相次いだ。米中の貿易摩擦が加熱するのか、あるいは解消されるのか、行く末に関心が高まっている。

 米国や中国などで自動車用スプリング工場を構える村田発條(宇都宮市)は、中国・無錫市で作っている製品を同国内のメーカー向けに供給している。現段階で直接の影響はないというが、安在裕志(あんざいひろし)社長は「今回の貿易摩擦では国営企業への補助金問題なども取り上げられており、中国の景気動向への影響を含め、雲行きが懸念される」と話す。