ワカヤマファームなどが開発した「御栗」

 竹林経営やタケノコ製品製造のワカヤマファーム(宇都宮市宝木本町)と和菓子製造販売の若山商店(同市中戸祭1丁目)は、ワカヤマファームで生産したクリのみを使用して作った高級和菓子「御栗(おくり)」を発売した。

 宇都宮の農産物を用いた新商品などを助成する同市アグリビジネス創出促進事業を活用して開発した。有機・自然循環型の農法で育てたクリをふかし、栗とほんの少しの砂糖だけで練り上げ、クリ本来の風味と味わいを再現した。一般的な栗菓子は白あんなどを混ぜる場合があり、栗だけの菓子は珍しいという。

 ワカヤマファームの若山太郎(わかやまたろう)社長は「収穫したクリは通常行う薫蒸をせず、すぐに冷凍保存し、クリのおいしさを味わえるようにした」と話す。若山商店の若山恭三(わかやまきょうぞう)専務は「皮むきは通常、機械で行っているが、どうしても皮の渋味が残る。一つ一つ手作業で行い、クリの身だけを使った」と説明している。

 35グラムの4個入りで、価格は1200円。ワカヤマファームと若山商店の店舗で販売する。