開山祭が行われる山頂を目指す登山客ら=8日午前9時半、那須町湯本

 登山シーズンの幕開けを告げる「那須嶽神社開山祭」が8日、那須町湯本の那須岳山頂(茶臼岳、1915メートル)で行われ、登山客など約300人が安全を祈願した。

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 快晴の下、多くの登山客は9合目の那須ロープウェイ山頂駅を出発。例年より残雪が多い山道を慎重な足取りで進み、汗を流しながら約1時間かけて登頂した。

 開山祭は、那須温泉神社の人見昇三(ひとみしょうぞう)宮司(83)のほか、山岳関係者などが小さなほこらを囲んで順に玉串をささげた。那須山岳救助隊の高根沢修二(たかねざわしゅうじ)隊長(69)は「5月は天気が荒れやすい。登山客は万全な装備で初夏の那須連山を楽しんでほしい」と話した。

 10年前から毎年参加している大田原市福原、会社員中山一男(なかやまかずお)さん(64)は「風も穏やかで、ここ数年の開山祭では一番の登山日和。気持ちよく登れました」と笑顔を見せた。