男子プロバスケットボールBリーグの年間王者を決めるプレーオフ「チャンピオンシップ(CS)」は5日、千葉県の船橋アリーナなどで2戦先勝方式の準決勝第2戦を2試合行い、東地区2位の栃木ブレックスは83-88で同地区1位の千葉に2連敗し、準決勝敗退が決まった。初優勝を目指す千葉は2季連続で決勝に駒を進めた。
決勝進出に向けて後がないブレックスは、大黒柱のライアン・ロシターが第1戦で右腓骨(ひこつ)骨挫傷を負って欠場した。第1クオーター(Q)序盤はジェフ・ギブスが12得点でチームを鼓舞し、21-26。第2Qは相手外国籍選手のシュートや速攻からの失点が重なるも、比江島慎(ひえじままこと)らが果敢に攻めて7点ビハインドで食い下がった。
しかし、第3Qはリバウンドを奪えずにリードを広げられ、終了間際には鵤誠司(いかるがせいじ)が左足を負傷して退場した。第4Qは最大16点差をつけられたが、遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)の2本の3点シュートなどで意地を見せ、残り24秒で5点差。逆転勝利も見えかけたものの、千葉にフリースローを着実に決められて逃げ切られた。
西地区1位の琉球は62-56で東地区3位のA東京を下して1勝1敗とした。決勝進出を懸けた第3戦は7日に行う。