清明台(手前)、富士見櫓などが復元された現在の宇都宮城址公園

江戸時代の宇都宮城想像図(市教委提供。一部加工しました)。将軍の宿城らしい偉容だった

清明台(手前)、富士見櫓などが復元された現在の宇都宮城址公園 江戸時代の宇都宮城想像図(市教委提供。一部加工しました)。将軍の宿城らしい偉容だった

 【宇都宮】市民団体「『よみがえれ!宇都宮城』市民の会」(須賀英之(すかひでゆき)会長)は4日までに理事会を開き、宇都宮城の「清水門」「御成御殿(おなりごてん)」などの将来的な復元を目指し、拡張現実(AR)の導入や全国の城の会の活動調査などで市民の機運醸成、会員数拡大を図ることを決めた。18日の総会で正式決定する見通し。さらなる復元で地元が誇るシンボルとし、市中心部の観光誘客や歴史教育の一助にしたい考えだ。

 宇都宮城址(じょうし)公園のモデルとなった宇都宮城は、江戸時代初期に本多正純(ほんだまさずみ)が築城。天守はなかったが、本丸には将軍が日光東照宮を社参する際に泊まる御成御殿があり、石垣造りの枡形(ますがた)門である清水門や伊賀門で固められていた。現在の城は2007年3月、土塁や清明台(櫓(やぐら))など本丸の歴史建築物を一部復元し、宇都宮城址公園として開放されている。