出版された加藤玲子さんのがん闘病記

 5回に及ぶがんと闘いながら四半世紀にわたってがん患者らの傾聴ボランティアを続ける宇都宮市桜5丁目、加藤玲子(かとうれいこ)さん(78)の闘病記「がんと仲良く死ぬまで生きる」(アートセンターサカモト)が完成し、出版された。

 出版したのは、がんとともに明るく強く生きる加藤さんの姿に感銘を受けたボランティア仲間や医師ら有志9人でつくる「加藤玲子さんがん闘病記」出版実行委員会。クラウドファンディング(CF)や寄付で出版費約240万円を集めた。

 加藤さんは1987年に46歳で胃がんになって以来、乳がんや転移性肺がんなどが見つかり、31年間にわたる闘病を続けている。一方、傾聴ボランティアとして約25年間、がん患者やその家族を支えているほか、がん患者と家族の会「たんぽぽの会」会長も務めるなど、精力的に活動している。