「かんぴょう音頭」の練習に励む会員

 【壬生】藤井干瓢(かんぴょう)音頭保存会(栃木勝(とちぎまさる)会長)が6月1~10日、沖縄県宮古島市で初めて開かれる世界無形文化の祭典「宮古島国際文化交流フェスティバル(クイチャーパラダイス主催、沖縄県後援)」に県内から唯一出演する。国内外約200団体が出演する大舞台で「かんぴょう音頭」を披露し、郷土に伝わる特産品への愛着を示そうと、会員たちは熱心に練習に取り組んでいる。

 「かんぴょう音頭」は1932年、栃木会長(81)の父故勝一郎(かついちろう)さんらが考案し、町内に広めた。壬生藩主からユウガオの種をもらった名主が1712年、藤井地区で県内初のかんぴょう栽培に成功したことなどを歌っている。1976年、町無形民俗文化財に指定された。

 現在、小学校低学年から高齢者までの会員35人で活動している。町内外のイベントに出演するほか、藤井小の「放課後子ども教室『みちくさ』」に出向き指導するなど、後継者育成にも力を入れている。