外壁を修復したイタリア大使館別荘本邸

 【日光】中禅寺湖畔にあるイタリア大使館別荘記念公園(開館期間4月~11月)の別荘本邸がこのほど、リニューアルオープンした。外壁の木板、杉皮を19年ぶりに張り替え、和モダンとも言えるしゃれた市松模様やしま模様が鮮やかによみがえった。

 同別荘は昭和初期、帝国ホテルの設計スタッフとして知られるチェコ出身の建築家アントニン・レーモンドが設計した。本邸は、色味の異なる木板、杉皮を張った外壁の紋様が特色で、国の登録有形文化財。木造2階建てで、ソファのある居間、暖炉、書斎などがある。

 1997年まで、歴代大使が使用した後、県が公園として整備し、2000年から一般公開した。外壁の腐食が進んだため、昨年夏から邸内の展示を続けながら改修していた。総事業費は5200万円。

 同公園は、県営歌ケ浜駐車場から徒歩15分ほど。入館料は大人(高校生以上)200円、4歳から中学生100円。6月~10月無休。4、5、11月は月曜休館。副邸は国際避暑地歴史館として運営されている。(問)県立日光自然博物館0288・55・0880。