水が入っていない田んぼを心配そうに見つめる関谷さん=24日、大田原市滝岡

 本格的な田植えシーズンを前に、県北を中心に水不足が深刻化している。直近1カ月間の降水量が、平年よりも少なかったことが主な要因。ゴールデンウイーク中に田植えをする農家も多く、今後もまとまった雨が降らなければ作業に遅れが出る可能性もあり、農家に心配の声が広がっている。

 気象庁の統計によると24日までの30日間の降水量は平年に比べ、県北の大田原が62%減の42・0ミリ、黒磯が59%減の45・0ミリだった。宇都宮は55%減の55・0ミリ、塩谷は53%減の58・0ミリ。宇都宮地方気象台の担当者は「まとまった雨を降らせる低気圧が通過しなかったことなどが要因」と説明する。