折り鶴を貼り付けた“折り鶴盆栽”を持つ宇賀神さん

宇賀神さんが手掛けた2~2・5センチの折り鶴

宇賀神さんが手掛けた翼開帳2~2・5センチの折り鶴

折り鶴を貼り付けた“折り鶴盆栽”を持つ宇賀神さん 宇賀神さんが手掛けた2~2・5センチの折り鶴 宇賀神さんが手掛けた翼開帳2~2・5センチの折り鶴

 【鹿沼】千渡の元トラック運転手宇賀神金四郎(うがじんきんしろう)さん(76)が、2~3センチ四方の色紙を使った折り鶴を木に貼り付け、“鶴の花”を咲かせている。盆栽を思わせる折り鶴の樹作りは、車の運転を控えてから家で取り組める新たな趣味として始めた。宇賀神さんは「無心で、時に亡くなった妻を思って鶴を折っている。さらに技術を磨いて小さな鶴を折りたい」と話している。

 宇賀神さんは大型トラックの運転手として全国を走った。60歳で仕事を辞め、悠々自適な生活を送っていたが、悲劇は突然訪れた。2016年1月、最愛の妻昌子(まさこ)さん=当時(76)=が自宅近くの県道で大型トラックにはねられ亡くなった。都内への団体旅行の帰りだった。

 当時を「信じられなかった。本当に悔しかった」と振り返る。約2カ月後、次女、孫から「危ないからもう運転は控えて」と言われた。